浴室の鏡に白いうろこ状の汚れがついている…
鏡の黒い斑点の汚れがこすっても落ちない…
浴室の鏡汚れの種類について
浴室汚れ | 汚れの見た目 | 汚れの成分 |
---|---|---|
水垢 | うろこ状の汚れ | アルカリ性の汚れ |
石鹸カス(酸性石鹸) | 白っぽい汚れ | アルカリ性の汚れ |
湯垢 | 白っぽい汚れ | 酸性の汚れ |
水の中には、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが入っています。しかし、水分がなくなることでミネラルだけが残り、うろこ状の汚れが鏡についてしまうのです。
石鹸カスはアルカリ性の汚れです。石鹸カスには2種類あります。白い汚れは酸性石鹸というものですので、アルカリ性の汚れです。石鹸カスの詳しい説明に関しては以下の記事を参考にしてください。
湯垢は白っぽい汚れで水垢と石鹸カスなどが混ざることでできます。浴室を正しく清潔に保っていればなることはありませんが、きれいにしていなければ白っぽい汚れとして出てきます。詳しい湯垢の解説については下の記事を参考にしてください。
浴室の鏡掃除の方法
浴室の鏡の汚れには酸性とアルカリ性の汚れの2種類があることを解説してきましたが、この二つの汚れを落とす方法についてこれから解説していきます。
ステップ1:掃除の準備
浴室の鏡掃除をするために準備するもの
1.ゴム手袋
2.アルカリ洗剤(重曹など)
3.酸性洗剤(クエン酸など)
4.ブラシかスポンジ
5.ラップ
6.キッチンペーパー
ステップ2:選んだアルカリ性洗剤を鏡に塗布する
重曹スプレーで掃除する方法
1.重曹小さじ一杯
2.水
3.スプレーボトル
セスキソーダで掃除する方法
ステップ3:乾燥しないようにラップやキッチンペーパーで保湿する
アルカリ性洗剤を鏡に塗布したら、時間をおいて汚れを浮かしてください。ただ、洗剤を塗布したままであると、乾いてしまうので、キッチンペーパーをかぶせてまた、スプレーで保湿する。そして、ラップをして時間をおくことで乾かずに汚れを浮かしてくれます。
ステップ4:時間をおいて洗剤をつけておく
軽度の汚れであると1時間程度で汚れを落とすことができます。頑固な汚れは6時間程度から1日程度放置することできれいに汚れを浮かせておくことができます。
ステップ5:ブラシでこする
鏡の汚れは洗剤につけるだけでは完全に汚れを落とすことはできません。そのため、汚れを完全に落とすためには、ブラシやスポンジでこする必要があります。重曹は水に溶けづらいので研磨剤としての効果もあるので汚れを落とすためにはお勧めです。
ステップ6:洗い流す
ブラシで汚れを落としたら、きれいに洗い流してください。アルカリ性の洗剤と酸性の洗剤が混ざると中和されて効果が半減してしまいます。そのため、洗剤が残らないようにきれいに洗剤を落としてください。
ステップ7:選んだ酸性洗剤を鏡に塗布する
クエン酸で掃除する方法
1.クエン酸小さじ一杯
2.水200ml
3.スプレーボトル
市販の洗剤で掃除する方法
ステップ8:乾燥しないようにラップやキッチンペーパーで保湿する
先ほど同様にラップやキッチンペーパーで保湿してください。
ステップ9:時間をおいて洗剤をつけておく
軽度のものであれば1時間で落ちるでしょう。
ステップ10:ブラシでこする
洗剤でつけおきしていても完ぺきに汚れを落とせるわけではありません。研磨剤があるスポンジやブラシで軽くこするだけで汚れをきれいに落とせます。
ステップ11:洗い流す
洗剤が残らないようにきれいに水で洗い流してください。
ステップ12:水分をタオルで拭きとる
水分を残しておくと水垢汚れの原因になります。水垢汚れにしないために、タオルで必ず水分を拭きとってください。
浴室の鏡汚れの予防方法
タオルで拭きとる。冷水で洗い流す。
浴室の鏡にできた黒い斑点について
浴室の鏡の隅や一部分に黒い斑点ができることがあります。この黒い斑点を黒カビだと思って掃除しても落ちることはありません。この汚れは錆です。そして、鏡の錆をこすっても落ちることもありません。そこには鏡の構造に問題があるのです。以下では鏡の構造と浴室の鏡の錆を予防する方法について解説していきます。
鏡の構造に原因がある
鏡の構造は透明ガラス・銀のプレート・銅のプレート・特殊塗料となっています。透明なガラスの後ろに銀のプレートをおくのは銀のプレートから反射させるためです。銅プレートと特殊塗料は銀のプレートを湿気から守る特徴があります。しかし、浴室は湿気や水分がたまりやすいです。そのため、湿気や水分で銀プレートがさびることで鏡の一部が黒く変色します。こすっても黒いものが落ちないのはこのような鏡の構造があるからです。
浴室の鏡の錆予防
浴室の鏡の錆を予防する方法について紹介していきます。
タオルで水気をふき取る
鏡の水気が黒い錆につながってしまいます。そのため、錆を作らないためには、タオルで鏡を拭くことをお勧めします。マイクロファイバーのタオルであれば、きれいに水分を拭きとることができるのでおすすめです。
浴室を換気する
浴室の換気は鏡の錆を作らないために重要なことです。湿気の多い浴室では、錆を作ってしまう原因になります。そのため、風呂に入った後は浴室をしっかりと喚起するために窓を開けたり、換気扇で乾燥させる必要があります。
まとめ:鏡掃除と鏡の錆予防
鏡掃除のポイント
・酸性洗剤とアルカリ性洗剤を汚れに添付する
・時間をおいて汚れを浮かす
・研磨剤があるスポンジなどでこする
・水で流してタオルで水気を残さず拭く
鏡の黒い錆予防
・水分が原因なのでタオルでしっかり拭く
・湿気も原因なので換気をする
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